タコメーターとスピードメーターへの拘り
ハーレーオーナーにとっての楽しみといえば、さまざまなパーツを自分仕様にカスタムすることでしょう。ホイールやマフラー、シートなどをお気に入りのものに交換する人は少なくありません。ベテランライダーともなれば、タコメーターやスピードメーターなどのメーター類まで交換することで、カスタムの精度をより向上させたいと思うものです。
タコメーターやスピードメーターについては、パーツ自体が小さいこともあり、それほど目立たないのが特徴。だからこそ、ハーレー好きにはたまらないのではないでしょうか。
「メーター類のカスタム」と一口にいっても、その方法は多岐にわたります。ただ単に社外メーターに交換するのもさることながら、取り付ける位置を変更したり、タコメーターを追加したりするのもおすすめです。ライダーのイメージ通りにカスタムすることで、ハーレー全体のカスタムの完成度もグッと上がります。ハーレーの純正メーターは、概ね1994年までは機械式メーターでしたが、1995年以降は電気式メーターを採用。そのため、カスタムするなら電気式メーターを選ぶ必要があります。
リーズナブルな価格帯で人気のデイトナやコンパクトなデザインが特徴のネオファクトリー、若干割高ではあるものの多機能で好評を集めるdakota digitalなどメーターを提供するメーカーはたくさんあります。デザインやフォルムなどの種類も複数あるため、自分の理想にマッチするものを選ぶことも可能です。
紹介したメーカー以外にも、デッドストックパーツや汎用品を使うこともできるため、ライダーのカスタムの自由度は、かなり広がるでしょう。電圧計やETCアンテナなどとセットでカスタムすることも、カスタム上級者であれば難しくありません。